チューブレスタイヤ『P ZERO RACE TLR』を試してみて
おはようございマッスル💪
zakiです!
久々の投稿(2ヶ月ぶりw)となりますので軽めに機材レビューでも書こうと思いますーー
6月中旬から初めてのチューブレスタイヤを履いておりました。使用したタイヤは、
『PIRELLI P ZERO RACE TLR 26c』
2000km程、ドライ、ウェット、ロードレース、ロングライド等色々と走りましたので、今回はこちらのレビューになります🙌
【これまでのタイヤ使用歴について】
自転車歴が浅く、これまでクリンチャーしか試したことがなかったワタクシ。
これまで使用してきたのは、
・コンチ ウルトラスポーツ
・ヴィットリア コルサG2.0
・コンチ GP5000
・パナレーサー GILLAR
メインで使ってきたGP5000の劣化と、以前からチューブレスの良さを聞いていたこと、そして7月の広島森林公園でのレースでのパフォーマンス向上を求めてチューブレス化しよう!
と思い、ネットで評判の良かったピレリのチューブレスタイヤをPBKで購入。前後セットで14000円ぐらいでした。
『P ZERO RACE SL TLR』がありましたが、欲しかった26cの在庫が無かった為、その下のグレードの『P ZERO RACE TLR』を選択しました。
【タイヤプロフィール】
ケーシング:120tpi
重量:270g(実測267g、269g)
等と色々情報がありますが詳しいことはわかりません💦
【使用感・レビュー】
○タイヤのセッティング
まず驚いたのはタイヤの嵌めやすさとビードの上がりやすさ。
チューブレスタイヤは堅くて嵌めにくい、とか、ビード上がらない、等の記事を目にしておりましたが、このタイヤはすんなり手とタイヤレバーで嵌めることができました。私は握力が弱いのと、手の皮を傷めるのを嫌ってレバーを使いましたが、それでもGP5000やコルサG2.0よりも嵌めやすい!握力のある人や器用な人なら手だけで嵌められると思います👍
ビード上げもフロアポンプだけですんなり上がりました!石鹸水やインフレーターが無くとも上がったのでビックリ👍
○走行性能
しなやかで良く転がる👍
前5.5気圧、後5.8気圧あたりで乗っていましたが、GP5000と比べてしなやかでモチッとしていて乗り心地がよく、コルサG2.0と比べて軽い。
この2つを足して割ったような感じでした。GP5000に近い転がり抵抗とコルサに近いモチモチ感。走ってて気持ちがいい👍
ただし、ヒルクライムは微妙👎
7、8月と私のFTPが落ちていたこともありますが、それにしてもちょっとしんどい。チューブレスタイヤの中では軽量な方ですが、登りならGP5000の方が登れる気がしました。
また、グリップは想像したほどではなかった👎
もともとのタイヤのグリップ性能と、低圧で乗れることでグリップ自体は良いです。コーナーでバイクを倒してもちゃんとグリップします。ですが所詮はロードタイヤ。ウェットコンディションや滑りやすい路面を走ると滑ります。広島のレースはアクチュアルスタート前の下り区間の濡れた路面でスリップして落車しかけました。これに関してもGP5000の方が上かなーという印象。
○耐久性
2000kmほど走ってまだまだ使えそうな感じでした👍
パンク等のトラブルも無かったです。
先日リムが派手に凹むリム打ちをやらかして、さすがに耐えられずサイドに穴が空きましたが、その後クリンチャー化して180kmノーパンクで走りきれる耐久性はありました。
(リムが中心部まで凹んでました😂)
【まとめ】
○嵌めやすくビードも上がりやすくて扱いやすい
○そこそこグリップ力があってしなやかで良く転がる
○耐久性そこそこ良し
○チューブレスタイヤの中では比較的軽量
○ウェットコンディションでのグリップは普通
ざっとこんな感じです。
リピートするか?と聞かれたらおそらくしないかな、、、💦
決して悪いタイヤではないんです!!
ただ、GP5000クリンチャーが、価格も重量も転がりもグリップも耐久性もハイレベルでバランスが取れてて、色々と見劣りしてしまうのが本音です💦
ロングライドや荒れた路面を走るなら、ピレリチューブレスタイヤの乗り心地の良さと走行性能は体力温存に効果的だと思います👍
が、私のようにそこまで長い距離を乗らないのであればクリンチャーの方が安価で必要充分かなと思いました。
繰り返しになりますが決して悪いタイヤではないです!!!😂